この記事の監修者
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フランスベッド
メディカル営業推進課
課長 佐藤啓太福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級、福祉用具プランナー、
社会福祉主事任用資格、知的障害者福祉司任用資格、児童指導員任用資格、
可搬型階段昇降機安全指導員、スリープアドバイザー
デイサービス(通所介護)とは何か、サービス内容や費用をはじめ、メリットならびにデメリットに対応する解決策まで解説します。
2026年3月21日
デイサービスとは、自宅で日常生活を送っている要介護の認定を受けた高齢者が利用できる介護保険サービスのひとつで、通所介護ともいいます。老人ホームのように施設に移り住むのではなく、自宅から日帰りで施設へ通って介護サービスを受けることができます。
デイサービスでは、できるだけ自宅で自立した生活が続けられるように、食事や入浴などといった日常生活上の世話や機能訓練など、身体機能の維持・向上を目指したサービスが提供されます。 また、レクリエーションも行われ、体を動かすゲームや作品づくりなどで、 高齢者のQOL(=生活の質)の向上を目指します。デイサービスは、利用者本人のためはもちろんのこと、日々介護に追われる家族がリフレッシュする時間を設けることができるので、介護負担の軽減にもつながります。
―介護サービスについてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください―
▶ 「介護サービスとは?種類や内容の一覧、利用の流れを解説」
デイサービスとデイケアなどの類似サービスとの違いは、利用目的と人員体制です。
デイサービスは通所介護ともいい、できる限り自立した日常生活を送れるようにすることを目的として、生活相談員や介護士、看護師、機能訓練指導員による食事や入浴などの介助を中心としたサービスが提供されます。
デイケアは通所リハビリテーションともいい、心身機能の維持回復や日常生活の回復、認知機能の改善を目的とし、デイサービスの人員に加えて医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士による専門的なリハビリ中心のサービスが提供されます。
デイサービスには、「特化型」「認知症対応型」「お泊まり」などの種類があります。「特化型」は、リハビリに特化しているなど、何かに特化したサービスを提供しているデイサービスのことでフィットネスジムのようにトレーニング機器が揃っているリハビリ特化型デイサービスや、料理、フラワーアレンジメント、日帰りツアーなどが楽しめる趣味特化型デイサービスなどがあります。「認知症対応型」は認知症の方を専門に受け入れているデイサービスで利用者定員12名以下の少人数であることが特徴で、一般的なデイサービスより手厚い介護が可能となっています。「お泊まり」は、昼間はいつもどおりのデイサービスを受けてから夜もそのまま泊まることができる施設です。ただし宿泊費には介護保険が適用されないため、全額自己負担となります。
デイサービスを利用するには、要介護認定を受けている必要があります。要介護認定とは、どの程度の介護や支援が必要であるかに分けて示したものです。要介護度は、要支援1・2、要介護1〜5に区分され、要支援より要介護の方が重度で、数字が大きいほど介護を必要とする度合いが高くなっています。
デイサービスの利用は、基本的に要介護1〜5と認定された方が対象ですが、施設によっては要支援の方も受け入れているところがあります。まだ要介護認定を受けていない方は、まず各自治体の窓口で申請手続きを行いましょう。
―要介護認定についてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください―
▶ 「要支援と要介護の違いとは?受けられるサービスや認定基準の違いを解説」
デイサービスの目的は、厚生労働省のHPによると「通所介護は、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、また、利用者の社会的孤立感の解消や心身機能の維持、家族の介護の負担軽減などを目的として実施します。」と書かれています。
具体的には、栄養バランスの取れた食事で健康管理のサポートや入浴、歩行、リハビリなどを行い日常生活での身体機能の維持や向上を目指しています。他にも多くのデイサービスでは、認知症の予防や進行を緩やかにするためにレクリエーションや脳トレなどのサービスも提供しています。社会的孤立感の解消や心身機能の維持のために、デイサービスで他の利用者や職員との交流を通じて生活にハリを持たせることもできるでしょう。
デイサービスを運営するには、介護保険法の基準に基づいて最低限配置しなければならない職種と人数が決まっています。必要な人員は、管理者が常勤で1人、生活相談員が1人以上、看護職員が1人以上、介護職員が利用者15人までで1人以上、そして機能訓練指導員が1人以上です。
それぞれの役割をご紹介します。
<デイサービスの人員配置基準>
| 管理者 | 常勤者1人(兼任も可) |
| 生活相談員 | 専従で1人以上 |
| 看護職員 | 専従で1人以上 |
| 介護職員 | 【利用者が15人までの場合】 専従で1人以上 【利用者が15人を超える場合】 利用者が1人増えるごとに0.2人以上を上記に加える |
| 機能訓練指導員 | 常勤者1人以上 |
施設の管理や運営、人材マネジメントなどを行います。小規模施設の場合は、介護業務を行いながら管理業務も兼務することがあります。
社会福祉士、精神保健福祉士などの資格を持ち、施設利用に関する相談に応じます。ケアマネジャーと連携しながら、連絡調整や契約手続きなどの事務も担当します。
看護師または准看護師の資格を持ち、利用者の健康状態の確認や医療的ケアを行います。サービス提供時間帯を通じて専従する必要はなく、訪問看護ステーションなどと連携していることもあります。
食事や入浴など身の回りの世話や移動介助など様々なケアを行います。レクリエーションの計画や実施も担当します。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、准看護師、柔道整復師または、あん摩マッサージ指圧師のいずれかの資格を持っています。利用者ができる限り自立した日常生活を送るため様々な機能訓練を実施し、他の職種と兼務することも可能です。
※生活相談員または介護職員のうち1人以上は必ず常勤の必要があります。
デイサービスは、様々な介護サービスの中でも日常生活に欠かせない食事や入浴などの介助を中心としたサービスを提供してくれます。介護士や看護師、機能訓練指導員、生活相談員の専門的指導によって、自宅で自立した生活を送れるようにサポートを行い、家族が介護する負担の軽減や社会的な孤立を防止してくれます。
デイサービスでは、医療行為や医療的ケアは医師が常駐しないため実施できません。看護師や准看護師は医療職になりますが、療養上の世話と診察の補助はできても、医療行為自体は認められていません。そのため、全ての医療行為は、緊急かどうかに関わらず医師の指示が求められます。
もし胃ろうや吸引などの医療措置が必要な高齢者の場合は、デイサービスでの介護を受けられませんので十分に気をつけましょう。また、身体機能を回復させるためリハビリテーションが必要であると医師の診断を受けた場合は、デイサービスでなく、デイケアを選ぶ必要があります。
自宅で自立した生活が送れることを目指すデイサービスでは、実際どのようなサービスが提供されているのか、具体的にご紹介していきます。
デイサービスでは、昼食やおやつが提供されます。施設によっては、夕食の提供や、帰る際に持ち帰り用のお弁当を購入できる場合もあります。自宅での食事は、栄養的にも内容が偏りやすくなりますが、デイサービスで提供される食事は栄養バランスがきちんと考えられているため、健康的な食生活のサポートにもなります。
デイサービスでは、介護スタッフに介助してもらいながら入浴できるサービスが提供されます。
入浴前に血圧・体温などの健康チェックをした上で、無理なく入浴できる状態かを判断し、利用者の身体能力に応じて適切な入浴方法を選択します。見守りや軽い介助でお風呂に入れる方は一般浴で問題ありませんが、寝たままや座ったままの状態での入浴が推奨される方には機械浴という設備のある施設が最適です。スタッフによるサポートが受けられるため、自宅の浴室が不安な方でも安心して入浴できるでしょう。
機能訓練とは、日常生活上で必要な動作の維持・改善を目指して行う訓練のことです。
多くの事業者は、「個別機能訓練」と「集団機能訓練」の二つを実施しています。個別機能訓練とは、歩行訓練や関節可動域訓練など一人ひとりの身体状況や目標に合わせて行う訓練です。集団機能訓練は、ラジオ体操やボール運動など複数で行う体操・運動プログラムのことで、全身の機能維持や社会交流につなげることを目的としています。訓練は、機能訓練指導員などの職員が中心となって実施されます。
デイサービスでは、囲碁、将棋、カラオケ、体を使ったゲームや体操、作品づくりなどのレクリエーションを行う時間があります。施設によって内容は様々ですが、誰もが参加しやすく楽しめるレクリエーションで、機能訓練を兼ねた内容になっていることも多いです。他の利用者と交流する機会にもなり、社会的孤立感の解消、心身機能の維持、QOL(生活の質)向上にもつながります。
―レクリエーションについてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください―
▶ 「認知症の方向けのレクリエーション12選!簡単にできるゲームやその効果、楽しんでもらうコツを紹介」
デイサービスでは、自宅から施設まで車で送迎してくれるサービスが提供されています。車椅子のまま乗り降りができるリフト車もあるため、どのような状態でも安心して通うことができます。ただし、施設によって送迎可能な範囲が異なる場合もありますので、自宅から施設までの距離が遠いときは、家族による送迎が必要になる可能性も考慮するようにしましょう。
デイサービスで過ごす一日はどのような流れなのか、一般的な例をご紹介します。
8:30〜【お迎え】
施設のスタッフが、車で自宅まで迎えに来てくれます。他の利用者と相乗りになることもあります。
9:30〜【健康状態のチェック】
施設に到着したら手洗い、うがいを済ませ、体温や血圧を測定し、体調に異常がないか健康状態の確認を行います。
10:00〜【レクリエーション】
季節にちなんだテーマの作品づくりや、簡単な体操、囲碁、将棋などのゲームをする施設もありますが、レクリエーションの内容は施設によって異なります。
10:30〜【入浴・機能訓練など】
職員の介助で入浴します。順番に入浴するので、他の利用者が入浴中は、機能訓練や趣味活動などを行いながら待ちます。
12:00〜 【昼食】
栄養バランスの整った食事が提供されます。
13:30〜 【レクリエーション・自由時間】
体を動かすゲームや体操、また脳のトレーニングになるクイズなどもよく行われます。
15:30〜 【おやつ】
みんなでおやつを食べながら、リラックスした時間を過ごします。
16:30〜 【お見送り】
施設のスタッフが、車で自宅まで送ってくれます。
このようなスケジュールで1日を過ごすことが多いですが、施設によって特色やコンセプトが異なりますので、施設を選ぶ際には利用者が心地よく過ごせるサービスが提供されているかどうかを確認してみるとよいでしょう。
デイサービスの費用には、滞在・送迎・介護などの基本利用料と、入浴介助加算・個別機能訓練加算・栄養改善加算などサービス加算の料金があります。これらの利用料金には介護保険が適用されるため、自己負担額は原則として1割(所得に応じて2〜3割)となります。介護保険サービスの費用は円ではなく単位で計算され、利用時間と要介護度によって定められます。住んでいる地域によって金額は変動しますが、ここでは 1単位あたり10円で換算した利用料金の目安の例をいくつかご紹介します。
デイサービスの費用は、国が定めた「単位制」という仕組みが使われており、この単位に地域区分ごとの単価が掛け合わされて決まります。利用した単位数×地域ごとの単価=介護保険上のサービス総額となります。地域ごとの単価は、大都市圏では、人件費や物価、運営費などが高いため、同じサービス内容であったとしても、1単位あたりの金額が地域ごとに異なるよう設定されています。
総額のうち、利用者が自己負担するのは原則1割ですが、所得に応じて2~3割になる場合もあります。
通常規模型通所介護とは、1か月の延べ利用者数が301人以上750人以下の比較的規模が大きいデイサービスのことです。事業所の規模や所要時間によって費用が設定されており、送迎などの費用も下記に含まれています。なお送迎を利用しない場合、送迎分の単位が差し引かれることもあります。また、自己負担額は地域によって異なり、事業所によっては追加で加算されるサービスもあるので、表はあくまでも参考程度にご確認ください。
利用料金の目安(自己負担額1割の場合)
| 要介護区分 | 3時間以上4時間未満 | 4時間以上5時間未満 | 5時間以上6時間未満 | 6時間以上7時間未満 | 7時間以上8時間未満 | 8時間以上9時間未満 |
| 要介護1 | 370円 | 388円 | 570円 | 584円 | 658円 | 669円 |
| 要介護2 | 423円 | 444円 | 673円 | 689円 | 777円 | 791円 |
| 要介護3 | 479円 | 502円 | 777円 | 796円 | 900円 | 915円 |
| 要介護4 | 533円 | 560円 | 880円 | 901円 | 1,023円 | 1,041円 |
| 要介護5 | 588円 | 617円 | 984円 | 1,008円 | 1,148円 | 1,168円 |
※1単位を10円として換算した場合です。
―参照―
▶ 厚生労働省「通所介護・地域密着型通所介護の報酬」
▶ 厚生労働省「令和6年度介護報酬改定における改定事項について」
地域密着型通所介護とは、利用定員が18名以下の小規模なデイサービスで、事業所の所要時間によって費用が設定されており、通常規模型通所介護よりも費用が少し高いことが特徴です。
利用料金の目安(自己負担額1割の場合)
| 要介護区分 | 3時間以上4時間未満 | 4時間以上5時間未満 | 5時間以上6時間未満 | 6時間以上7時間未満 | 7時間以上8時間未満 | 8時間以上9時間未満 |
| 要介護1 | 416円 | 436円 | 657円 | 678円 | 753円 | 783円 |
| 要介護2 | 478円 | 501円 | 776円 | 801円 | 890円 | 925円 |
| 要介護3 | 540円 | 566円 | 896円 | 925円 | 1,032円 | 1,072円 |
| 要介護4 | 600円 | 629円 | 1,013円 | 1,049円 | 1,172円 | 1,220円 |
| 要介護5 | 663円 | 695円 | 1,134円 | 1,172円 | 1,312円 | 1,365円 |
※1単位を10円として換算した場合です。
―参照―
▶ 厚生労働省「通所介護・地域密着型通所介護の報酬」
▶ 厚生労働省「令和6年度介護報酬改定における改定事項について」
利用するサービスに対して追加でかかる費用を加算料金といいます。
特定の条件を満たすサービスや人員体制に対して追加で請求され、「加算額」「サービス加算」など施設によって料金の表記が異なることがあります。それぞれの項目に対して単位数が定められており、下記はその中の一部です。このように、利用料金に加えて追加で料金がかかる場合があることも覚えておきましょう。
加算料金
| 1回につき | |
| 入浴介助加算(Ⅰ) | 40円/回 |
| 栄養改善加算 | 200円/回(月2回まで) |
| 口腔機能向上加算(Ⅰ) | 150円/回(月2回まで) |
| 個別機能訓練加算(Ⅰ)イ | 56円/回 |
| 個別機能訓練加算(Ⅰ)ロ | 76円/回 |
―参照―
▶ 厚生労働省「令和6年度介護報酬改定」
なお、食費や日用品などは、介護保険が適用されないため全額自己負担となります。施設によって違いがありますが、食費は1回につき1,000円前後、歯ブラシやオムツ、ティッシュなどの日用品に関しては、1日数百円程度かかることがあります。施設で許可されている場合、私物を持参して費用を抑えるのもひとつの方法です。
機能訓練やレクリエーションで体を動かしたり、脳を使ったりすることで、心身の機能の維持や向上が期待でき、認知症予防にも効果的です。日中に活動することで、生活リズムを整えることにもつながります。
他の利用者とのコミュニケーション、趣味の活動やレクリエーションを楽しむなど、デイサービスに通うことで家族以外の方と交流する機会が増え、生活にメリハリがでてくるでしょう。デイサービスの利用がきっかけで、新しい趣味や生きがいを見つける人もいます。
デイサービスは家族など介護者の負担軽減やレスパイトケア(休養)にもつながります。
在宅で介護している家族は、入浴、食事、排せつや移動の補助など日々の様々な介護で身体的にも精神的にも負担がかかります。在宅介護を無理なく続けるためにも、デイサービスをうまく活用して家族の自由な時間を作るようにしましょう。
デイサービスのメリットをご紹介しましたが、知っておいた方がいいデメリットや後悔しないために知っておくべきポイントもあります。まずは、施設選びで後悔しないためには、どのような目的でデイサービスを利用するのかをはっきりさせておくことがポイントです。例えば、安心安全に入浴してもらうのに自宅の浴室だと不安が残る場合は、デイサービスの入浴設備や入浴時の介助体制などを確認しましょう。心身ともに楽しめる場を作ってあげることを目的にするのであれば、レクリエーション内容が充実している施設を探すのが良いかもしれません。
どのような場合でも施設に直接見学に行く機会を設けて、スタッフの人数や対応の仕方、利用料以外にどのくらいの料金がかかるのかなどの目安を聞いておけると安心です。
デイサービスの利用頻度が多くなり、要介護度が重度の場合には、費用負担が大きくなることが考えられます。食費など介護保険適用外の料金が発生することも忘れずに覚えておきましょう。
施設の雰囲気に馴染めない、他の利用者と相性が合わないなど、デイサービスの利用がストレスに感じてしまうこともあります。施設によって雰囲気や特徴は異なりますので、事前に見学に行くことをおすすめします。
施設によってサービス内容に差があるのもデメリットになるかもしれません。例えば、機能訓練に力を入れている施設は機能訓練指導員の人数を多く配置しています。レクリエーションの内容も集団で行うものをメインにしているところもあれば、個別で楽しむものを中心とする施設もあります。他にも認知症ケアを専門的に行う「認知症対応型デイサービス」という施設もあります。このように施設によってサービス内容が違うのでそれを踏まえて施設選びをし、失敗のリスクを最小限に減らすようにしてください。
デイサービスは、日中の見守りが必要な方や自宅での入浴に不安を感じる方など、利用者本人の生活の質を保ちながら心身の機能維持、あるいは向上したいという方に適しています。利用者本人だけでなく、介護負担を少しでも軽くしたいという家族にもおすすめのサービスです
日常生活を送る中で、必要な食事や入浴、排泄などの動作を自力で行うことが難しくなってきた方は、デイサービスに通ってみるとよいでしょう。機能訓練やレクリエーションを通じて、身体機能の維持・向上を目指せます。デイサービスでは介護のプロによる介助が受けられるため、安心して任せられます。
デイサービスの食事は、栄養バランスが考えられたメニューなので、自宅で偏った内容の食事をとってしまいがちな方におすすめです。利用者の状態に応じた内容の食事が提供され、家で調理する負担も軽減できます。
外出する機会が減って家に閉じこもりがちになり、社会的に孤立した状態になる高齢者も少なくありません。デイサービスに通うことで、職員や他の利用者とコミュニケーションをとる機会ができ、孤独感の解消が期待できるでしょう。社会参加を促すことで、自分らしさや自信を取り戻すことにもつながります。
デイサービスにいる間は、職員が介護をしてくれるため、家族は安心して心を休められます。在宅介護は、介護する家族の負担が大きいため、介護疲れで共倒れしてしまう恐れもあります。そうならないためにも、デイサービスを活用し、家族がリフレッシュする時間を確保することが大切です。
介護される本人、介護する家族両方のためにも、まずはケアマネジャーに相談しデイサービスの利用を検討しましょう。
―在宅介護についてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください―
▶ 「在宅介護とは?メリット・デメリット、受けられるサービスの種類や流れを解説」
デイサービスの活用は、事前に要介護認定を受けていることが利用条件となっています。まだ認定を受けていない場合、速やかに申請をしましょう。申請の相談窓口は、自治体の介護保険担当窓口や地域包括支援センターなどがあります。本人が申請できない場合には、家族などが代理で行うこともできます。
申請後は、調査員による聞き取り調査や主治医の意見書をもとに一次判定・二次判定が行われ、介護認定の結果が通知されます。この結果に不服がある場合、状況に応じて「区分変更」「不服申し立て(審査請求)」ができます。通知結果に納得がいかないのなら、一人で悩まず担当のケアマネジャーや地域包括支援センターに相談をしてみましょう。
―介護認定調査についてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください―
▶ 「介護認定調査とは?当日に心がけるべきこと」
要介護認定を受けたら、ケアマネジャーにケアプランの作成をしてもらいます。ケアプランとは、利用者やその家族の要望をもとに、どのようなサービスが適切なのかをまとめた介護サービス計画書のことです。担当のケアマネジャーがいない場合には、地域包括支援センターに相談することでケアマネジャーを紹介してもらえるでしょう。
―ケアプランについてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください―
▶ 「ケアプラン(介護サービス計画書)とは?種類や作成方法、文例、注意点など徹底解説」
利用するデイサービス施設を選びます。施設によって、提供されているサービス内容や費用、特徴なども異なるため、気になる施設が見つかったら利用する前に見学へ行くことをおすすめします。まずは利用者がどのような目的でデイサービスを利用するのかを明確にしておきましょう。実際に見学に行った際、その目的に合った施設かどうか、雰囲気は悪くないかなども確認できるとスムーズです。施設の探し方が分からなければ、担当ケアマネジャーに相談してみましょう。
―ケアマネジャーについてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください―
▶ 「ケアマネージャー(介護支援専門員)とは?相談できることや役割・資格について解説」
デイサービスを利用する場合、基本は自宅から通うことになりますので、介護用品・福祉用具をしっかり準備しておくとスムーズです。利用者の安全性、快適性、自立支援はもちろんのこと、家族の安心にもつながります。例えば一人での歩行が難しい場合、手すりや歩行器、車椅子などがあるとデイサービスに行くまでの支度が簡単になるでしょう。また、介護用品・福祉用具はレンタルと購入の2パターンがあります。どのように選ぶべきかわからないときは、介護用品・福祉用具のパイオニアとして40年以上の実績を持つフランスベッドの専門スタッフにまでぜひお声がけください。
デイサービスを利用できる条件としては、まず要介護認定を受けていることです。そのうえで、デイサービスは在宅生活を支えるサービスであるため、自宅や家族と同居して生活していることも条件の一つになります。他には、医療処置が常時必要などの方の場合は、デイサービスでは対応できないと判断されることがあります。車椅子の利用、認知症の症状が見られる、歩行に介助が必要どのような場合が利用可能かをあらかじめ施設に確認しておくのが良いでしょう。
デイサービスとデイケアは似ているように見えますが、目的と内容に違いがあります。デイサービスは日常生活の支援を目的とし、入浴、食事、排せつなどの介助、そしてレクリエーションや体操などのサービスも組み込まれていることが多いです。一方でデイケアは、身体機能の回復、改善、維持が目的です。そのためサービス内容は理学療法士、作業療法士による専門的なリハビリ、あるいは医師の管理のもとでプログラムを実施することが特徴です。
デイサービスは要介護認定が利用条件であることを踏まえ、介護保険を利用して1日3~4時間程度の短時間で数百円、7~8時間程度の利用で数千円が一般的となっています。 介護保険適用後の自己負担額は、原則として1割(所得に応じて2~3割)になります。要介護度が高くなるほどサービス量も増えていくため、自己負担額は少し上がる傾向にあります。また、デイサービスでは基本料金の他に食事、おやつなどの提供があり、これらは介護保険適用外となりますので注意が必要です。
デイサービスは、要介護の認定を受けた高齢者が自宅から日帰りで介護を受けることができるサービスです。上手に利用すれば介護する家族の負担軽減になりますし、デイサービスに通うことで、新しい趣味や楽しみができることにつながり利用者本人の生活の質(QOL)を高めることの期待もできます。利用する施設によって雰囲気や力を入れているポイントは異なりますので、デイサービスの利用を検討している場合はケアマネジャー、地域包括支援センターなどに相談して利用者や家族の意向に沿った施設を紹介してもらうようにしましょう。
フランスベッドは、日本で初めて療養ベッドのレンタルを始めたパイオニアとして40年以上にわたり介護用品・福祉用具のレンタル事業で選ばれ続けてきました。
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