【介護保険が適用される費用】
■1.利用料金
デイサービスの利用料金には介護保険が適用されるため、自己負担額は原則として1割(所得に応じて2〜3割) になります。介護保険サービスの費用は、円ではなく単位で計算され、デイサービスの利用に必要な単位数は、利用時間と要介護度によって定められています。今回は、 1単位あたり10円で換算した利用料金の目安を一例としてご紹介します。
利用料金の目安(自己負担額1割の場合)
1回につき |
3時間以上
4時間未満 |
4時間以上
5時間未満 |
5時間以上
6時間未満 |
6時間以上
7時間未満 |
7時間以上
8時間未満 |
8時間以上
9時間未満 |
要介護1 |
368円 |
386円 |
567円 |
581円 |
655円 |
666円 |
要介護2 |
421円 |
442円 |
670円 |
686円 |
773円 |
787円 |
要介護3 |
477円 |
500円 |
773円 |
792円 |
896円 |
911円 |
要介護4 |
530円 |
557円 |
876円 |
897円 |
1,018円 |
1,036円 |
要介護5 |
585円 |
614円 |
979円 |
1,003円 |
1,142円 |
1,162円 |
※上記は通常規模型通所介護の場合。
※1単位あたり10円で換算しています。
単位の単価は地域ごとに定められているため、上記はあくまでも目安です。 住んでいる地域などによって、金額は変動するので注意しましょう。
■2.加算料金
加算料金とは、特定の条件を満たすサービスや人員体制に対して追加で請求される料金のことで、「加算額」「サービス加算」など施設によって料金用表での表記が異なることがありますが、それぞれの項目に対して単位数が定められています。施設によっては、利用料金に加えてこうした追加料金が必要になることもあるので覚えておきましょう。
<加算料金の例>
・入浴介助加算:1日につき40〜50単位
・栄養改善加算:1回につき200単位(月2回まで)
・口腔機能向上加算:1回につき150〜160単位(月2回まで)