シルバーカーの選び方・使用方法とは?
歩行器との違いを解説

シルバーカーについて、使用方法、歩行器との違いから種類や機能、選び方を解説します。またフランスベッドおすすめのシルバーカーも紹介します。

2021年12月13日

シルバーカーの使用方法

シルバーカーとは

シルバーカーは、足腰が弱ってきた、少し歩くだけで疲れてしまうなど、歩行に不安を感じている高齢者が買い物など外出の際に利用する手押し車のことです。
ハンドルを握って押しながら歩くシルバーカーは、安定した姿勢をとりやすく、歩行をサポートしてくれます。買い物のときなどに荷物を入れられる収納スペースがついていたり、歩き疲れたときに休憩できる椅子になる機能がついているなど、足腰が不安な高齢者のおでかけを快適にしてくれる工夫がされています。

シルバーカーの使い方

シルバーカーは、荷物を収納スペースに入れて運ぶ、歩き疲れたら座って休憩するなど、外出するときの負担を減らし、楽におでかけするために使うものです。ハンドルを握って歩くことで姿勢が安定しやすくなるので、少し足下がふらついてしまう人や、杖だけで外出することに不安を感じている人にもおすすめです。歩くことは、健康維持のためにとても大切なことです。歩くことによって、脳が活性化されて認知症の予防にもつながると言われています。歩行に対する不安があり、外出することが億劫になっている人も、シルバーカーを活用して楽しくおでかけしてみてはいかがでしょうか。

シルバーカーと歩行器の違い

シルバーカーと歩行器は似ていますが、使う目的や機能などに違いがあります。 シルバーカー、歩行器それぞれの特徴をご紹介します。

1.シルバーカーの特徴

【使用対象】
自力で歩ける人(自立歩行)向けに歩行をサポートする福祉用具です。

【機能】
歩行をサポートし楽に歩くことができます。
荷物を運ぶためのカゴがついており、荷物を持つ負担を軽減することができます。
また、歩き疲れたときに椅子替わりとして座ることができる機能がついているものが多く、休憩することができます。

【介護保険について】
介護保険対象外となります。

2.歩行器の特徴

【使用対象】
自立歩行が難しい人が使用する福祉用具です。加齢による筋力低下や、片麻痺などによって支えがないと歩行が困難な人をサポートし、歩行訓練などに使用されます。

【機能】
身体状況によって固定型歩行器、交互型歩行器、歩行車(車輪付き歩行器)などを選ぶことができ、安定性はシルバーカーよりも優れています。
両腕で体重を支えながら前へ進むことができるので、転倒リスクや足腰にかかる負担を減らすことにつながります。
もちろん、シルバーカーと同じように荷物を運ぶためのカゴがついており、荷物を持つ負担を軽減することができます。
また、歩き疲れたときに椅子替わりとして座ることができる機能がついているものが多く、休憩することができます。

【介護保険について】
介護保険を利用してレンタルすることが可能です。介護保険が適用対象の場合、費用の1割(所得に応じて2割から3割)を自己負担すればレンタルすることができます。

―歩行器のレンタルについて、くわしくはこちらをご覧ください―
▶ 「福祉用具 ・歩行器をレンタルする上での選び方」

シルバーカーの種類

シルバーカーには、大きさや形、機能などの違いによって様々な種類があります。

① ボックスタイプのシルバーカー

ボックスタイプのシルバーカーは、大型で車幅が広く、安定性に優れています。昔ながらの定番タイプであることからスタンダードタイプと呼ばれることもあります。収納スペースが大きく、買い物した荷物などをたくさん入れることができます。荷物はたくさん入れられますがその分重くなってしまうので、入れすぎには注意しましょう。
座面がついているものは座幅が広めでクッション性が高いものが多く、他のシルバーカーよりも座り心地が良いでしょう。立ち上がりやすいように肘掛けがついているものもあります。大型で重量があるため、持ち上げる機会が多い方には向いていません。

② コンパクトタイプのシルバーカー

コンパクトタイプのシルバーカーは、軽量で持ち運びやすく、小回りが利くので便利です。ボックスタイプと比べると安定性は劣ります。
軽くて持ち上げやすいのでバスや電車など公共交通機関で移動することが多い方におすすめです。コンパクトなため収納スペースが少なく買い物にはあまり向いていませんが、ちょっとしたおでかけや散歩などには最適です。はじめてシルバーカーを使う方は、試しにコンパクトタイプからはじめてみるのもよいでしょう。コンパクトタイプのシルバーカーにも座面がついているものもありますが、ボックスタイプなど他のタイプと比較すると座幅が狭くなります。

③ ミドルタイプのシルバーカー

ミドルタイプのシルバーカーは、ボックスタイプとコンパクトタイプの中間ぐらいのサイズです。ボックスサイズは大きくて使いにくい、コンパクトタイプは小さくて荷物が入らないという方にはミドルタイプがおすすめです。重量は重すぎず、軽すぎず、収納力もそれなりにあるので買い物にも使えます。座面付きのものが多いですが、ない場合もあるため事前に確認しましょう。ボックスタイプと同様に、荷物を入れすぎると重くなってしまうので注意しましょう。

④ ワゴンタイプのシルバーカー

ワゴンタイプのシルバーカーは、大きなワイヤーカゴが付いています。ワイヤーカゴは収納力が高く、重い荷物の運搬などに最適です。汚れがついても拭き取りやすいので、園芸用品などの汚れやすい荷物を運ぶときにも安心です。小さな物を入れるときにワイヤーの隙間から物が落ちないインナーバッグ付きのものもあります。

⑤ ショッピングカー

ショッピングカーは横で押したり、後ろで引いたりして使用することができるので買い物に便利です。バッグの取り外しが可能、保冷仕様など、買い物のことを考えた機能が充実したものもあります。カラーやデザインが豊富で、男女問わず使いやすくなっています。買い物を重視しているため歩行補助機能が付いていないものもあるため記載等を注意して確認しましょう。

シルバーカーの選び方

たくさんの種類があるシルバーカーですが、使用用途はもちろんですが利用者の身体に合っているかどうかも選ぶ際に重要なポイントです。以下を参考に、無理なく安全に使えるシルバーカーを選びましょう。

【選び方1】シルバーカーのハンドルの高さ

シルバーカーのハンドルの高さが適切でないと、ブレーキの操作がしにくい、バランスが取りづらい、目線が下がって視野が狭まるなど、転倒や事故につながるリスクが高まります。利用者の身体に負担がかからず安全に使用できるように、適切なハンドルの高さのシルバーカーを選ぶことが大切です。ハンドルが低すぎると腰への負担が大きくなり腰痛や円背を引き起こす可能性があります。ハンドルが高すぎると腕の疲れや肩こりの原因になります。適切なハンドルの高さの目安は、身長÷2+5〜15cmと言われています。ほとんどのシルバーカーは高さが調節できますが、小柄な人向けや高身長向けなどのシルバーカーもあります。利用者の身長や身体状況などに合わせて選びましょう。

【選び方2】シルバーカーの重量

シルバーカーの重量は、サイズやデザインによって異なります。利用状況、使用目的を考えて使いやすい重量のものを選びましょう。ちょっとしたおでかけや旅行先で使いたい場合は、軽量で持ち運びに便利なコンパクトタイプ。荷物を入れて運びたい場合は、ミドルタイプやボックスタイプなどと種類はありますが、荷物をたくさん入れるとその分重くなります。持ち上げる機会が多い方は、荷物を積んだときの重量も想定して選ぶようにしましょう。

【選び方3】シルバーカーのキャスター

キャスターの種類
シルバーカーは前輪のキャスターの違いで、シングルキャスターとダブルキャスターの2種類があります。

●シングルキャスター
車輪が1つのキャスター。軽量タイプのシルバーカーによく使われています。キャスターの角度が直進固定になっているものが多いので方向転換は少し持ち上げるようにして行う必要があります。

●ダブルキャスター
車輪が2つ並んでいるキャスター。シングルキャスターに比べて安定感があり、道路上の穴や溝にも落ちにくくなっています。キャスターの角度が調節できるものが多く、方向転換がしやすいです。

キャスターの角度
前輪の角度を調節できる機能がついたものとついていないものがあります。利用シーンや使用目的に合わせて、使いやすいさを考えて選びましょう。

●直進固定
キャスターを直進の向きで固定します。車輪が回らないため 、砂利道のようなガタガタした道でもまっすぐに進みやすいです。

●左右回転固定
キャスターを左右決まった角度に回転させた状態で固定します。方向転換がしやすくなり、車体が必要以上に曲がってしまうことを防ぎます。角度は製品により異なります。

●360度フリー
キャスターが360度回転するため、屋内の狭い場所でも小回りが利きます。

【選び方4】ブレーキ操作

ブレーキが操作しやすいかどうかもシルバーカー選びにおいて重要なポイントです。ブレーキレバーを握ってブレーキをかけるタイプ、シルバーカーを押すときにブレーキレバーを握り、レバーを下ろすとブレーキがかかるタイプ、足元のペダルを踏んでブレーキをかけるタイプなど、製品によってブレーキ操作は異なります。安全に使用するために購入する前に実際に操作するなどして、利用者が使いやすく、簡単に操作できるものを選びましょう。

【選び方5】バランスと安定性

収納力と安定性のバランスを考えて、利用者が使いやすいタイプを選びましょう。コンパクトタイプは軽くて持ち運びに便利ですが、軽すぎて不安定に感じる場合があります。安定性を重視すれば、大型のボックスタイプがよいでしょう。ただボックスタイプは重量があるので、持ち運びや段差を乗り越える際には力が必要となります。収納力のあるシルバーカーは荷物を入れるとさらに重くなります。荷物を積んでも動きにくくならないかを考えて選びましょう。

フランスベッド
おすすめのシルバーカー

ボックスタイプのシルバーカー

Reha tech ラクティブ モデルD

こんなオシャレほしかった!
充実の機能、上質な生地の贅沢設計のシルバーカー
前後の2つのバッグと座りやすい椅子、ワンタッチで折りたためるデラックスモデルです。

価格:42,900円 (税込)

FBライトミニ 背袋付き・紺

酸素ボンベなど、長いものも収納できるシルバーカー。

価格:24,200円(税込)


コンパクトタイプのシルバーカー

Reha tech ラクティブ ミニ

お買物中も、行き帰りも。毎日のお買い物が快適になる。

価格:31,900円(税込)


シンフォニー4207N

折りたたみができ、疲れたときには「座れる」機能が標準装備。
使いやすく、ベーシックなシルバーカーです。

価格:38,500円(税込)


Reha tech ラクティブ R1

ご近所でも旅先でも、軽やかに歩行をサポート。

価格:69,300円(税込)


ミドルタイプのシルバーカー

Reha tech ラクティブ ペット

大切なペットとのお散歩にもっと行きたくなるシルバーカー。

価格:43,780円(税込)


ショッピングカート

Reha tech ラクティブ SC02

お買い物をより気軽に楽しめる横引き型。

価格:26,180円(税込)


Reha tech ラクティブ モデルS 

たっぷり運ぶことができ、お買い物が楽しい。

価格:29,700円(税込)


Reha tech ラクティブ モデルJ コンパクトタイプ

こんなオシャレほしかった! 充実の機能、上質な生地の贅沢設計のシルバーカー。

価格:42,900円(税込)


この記事の制作者 

フランスベッド メディカル営業推進部

当部は福祉用具業界動向や情報収集をはじめ、当社が福祉用具貸与業者として、在宅で生活される皆様に対して、福祉用具や住宅改修を通してより安心かつ安全に、日常生活を送っていただけるよう、現場の営業所や開発・生産部門と連携して独創的な商品やサービスを企画提案しております。
当社は1983年に日本で初めて療養ベッドのレンタルサービスをスタートさせて以来、環境に配慮し、皆様へやさしさのある暮らしを追求してまいりました。
その一環として、このホームページ内でも「介護する方、介護される方に役立つ」情報をお届けしてまいりたいと思っております。

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