在宅介護は大変?主な負担と事前に備える準備策

在宅介護について、その大変さ、事前に確認しておく必要があること、お役立ち情報などをご紹介します。

2021年7月6日

在宅介護は大変?

介護は事前に決まっているわけではなく、突然必要となることが多く、準備が十分にできていないまま介護が始まってしまう場合がほとんどです。親の介護が必要になった場合は、大切な親ですから自分でしてあげたいと考えると思いますが、いざ在宅介護を始めてみると想定外のトラブルが起きるなど、大変な負担がのしかかることもあります。

(1)精神的な負担

精神的な負担はかなり大きくなります。介護が始まると自分の時間が取れず、休みなしで介護に追われる生活になることもあるため、ストレスを溜め込み気が滅入るなど、精神的負担になります。認知症を発症している場合には、同じ話を何度もする、数分前に答えたことを繰り返し聞いてくるなどスムーズなコミュニケーションを取ることが難しくなり、ずっとそばで介護していると苦痛に感じることもあるでしょう。
また、ケアマネジャー、介護サービスの職員などこれまで関わることのなかった方と接する機会も増えてきます。やりとりがうまくいかないことや、相性が良くないなどがあると、人間関係にストレスを感じて精神的な負担になることも考えられます。
他にも、責任感やプレッシャーを感じやすく自分が頑張らないといけないと必要以上にがんばり過ぎてしまうタイプの方や、ひとりで抱え込んでしまうタイプの方は、介護うつになりやすいため注意が必要です。

―介護ストレス、介護うつについて、もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください―
▶ 「認知症の介護ストレスや介護うつを悪化させないためには?」

(2)身体的な負担

身体的な負担も大きくなります。日々の介護で、食事や着替え、排泄、入浴などの介助や、通院や買い物など外出の付き添いなどを行います。介護度によって介助の内容も変わってきますが、ベッドから体を起こす、移動介助をすることもありますから、介護者が足腰を痛めてしまうこともあります。場合によっては、自分より体格の大きい人を介助することになり、かなりの体力が求められます。在宅介護の場合は、夜間にトイレ介助やおむつ交換も必要ですし、徘徊の恐れがあって目が離せないなどで睡眠が十分に取れず、身体的な負担になります。

(3)時間的な負担

時間的な負担も大きくなります。介護を中心とした生活になるので、自分のための時間は、ほとんど睡眠中だけと言っても過言ではありません。仕事をしながらの介護の場合は、急な早退や休みをとらなければいけないなど、時間的な負担が大きくなりこれまでのように働くことが難しくなるでしょう。

(4)金銭的な負担

金銭的な負担も大きくなります。介護にかかる費用は、介護保険を利用するなどして、ある程度負担を軽減することはできます。しかし、おむつなどの介護保険が適用されないものの購入費や生活費などの負担はあります。本人の年金や預貯金を介護費用にあてるのが一般的ですが、介護をするために仕事を減らす、やめるなどとなれば、介護者の収入減少になり経済的不安が大きくなることも考えられます。

介護の準備で事前に確認しておきたい5つのこと

突然、介護に直面することになり、慌てて情報収集し、手探りで介護を始めるということも少なくありません。いざ介護が必要になったときのために、事前に確認しておくことを知っておきましょう。

【確認1】家族で介護について話し合うこと

元気な間に、老後はどのような生活を送りたいか、要介護状態になったときはどうするかなど、家族で介護について話し合っておきましょう。本人の希望を確認しておき、希望に沿った介護ができるように準備を進められ、介護サービスを選ぶ際に何を重視すべきかの参考にもなります。在宅介護が始まると、介護する側もされる側もストレスがたまります。介護がきっかけで親子関係が悪化することもあるほどですので、少しでもお互いの心身の負担を減らせるよう事前に介護について話し合っておくことが大切です。

【確認2】介護の協力者を見つけておくこと

介護をひとりで行うことは、心身ともに負担が大きく、介護者自身が体調を崩してしまう恐れがあります。家族や親族など、介護に協力してくれる人を見つけておきましょう。兄弟や姉妹がいる場合は、介護が始まってからお金の問題や役割分担で揉めるケースが多いので、介護についての言い争いがきっかけで関係がこじれてしまうこともよくあります。事前にお互いの状況を把握しておき、介護の役割分担を決めておくことをおすすめします。

親族以外にもかかりつけ医(主治医)や看護師、ホームヘルパー、ケアマネジャーなど、介護を支援してくれる専門家たちに協力者になってもらいましょう。健康状態に不安を感じる、介護について悩みを抱えているなど、困り事があったときに相談できる専門的な協力者がいれば、心にも少し余裕ができます。介護をひとりで抱え込まず、いろいろな形で助けてもらいながら介護ができるように信頼できる協力者を見つけておきましょう。

【確認3】周辺環境を整えておくこと

在宅介護に向けて、安全に暮らせるように周辺環境を整えておきましょう。例えば、段差や滑りやすい床などは、転倒など事故のリスクにつながります。スロープや手すりを設置するなどして、安心して暮らせる環境作りを行いましょう。車椅子や歩行器などを使用する場合は、玄関や廊下の幅も重要です。移動の際に通る廊下のスペースをしっかりと計測しておきましょう。
介護ベッドを使用する場合、居室(普段いる部屋)の位置は階段を使う必要がない、部屋からトイレまでの距離が近い、日当たりや風通しが良いなど、安全性や過ごしやすさを考慮して決めましょう。家族の顔がよく見える場所にするとコミュニケーションが取りやすく、認知症や老人性うつの予防にもなるためおすすめです。ベッドやトイレ、浴室などに緊急用として、呼び出しチャイムやブザーを設置しておくと安心です。

住宅改修となると、利用者本人のことばかり考えてしまいがちですが、介護する側にも配慮したリフォームを行うことが大切です。例えば、トイレ介助を行うために介護者が一緒に入れるスペースを確保するなど、介護する側の視点も取り入れて周辺環境を整えましょう。

【確認4】介護保険制度について知っておく

介護保険制度について知ってくことも必要です。介護をする中で、訪問介護やデイサービスなど、さまざまな介護保険サービスを利用することになります。こうした介護保険サービスは、介護保険制度により給付対象の方は費用の1割(所得応じて2〜3割)を自己負担するだけで利用することが可能です。一部の介護用品・福祉用具のレンタル・購入にも介護保険が適用されるため、在宅介護に必要なものを揃える際にも役立ちます。また、介護保険対象の住宅改修は要支援以上の認定が前提ですが、対象者は20万円以内で改修費の1割(所得に応じて2~3割)を自己負担するだけで利用することが可能です。介護者の負担軽減のために、介護保険制度についてよく知っておくことが大切です。
介護保険サービスの利用には、まず要介護認定を受ける必要があります。お近くの自治体窓口で要介護認定の申請を行いましょう。

―フランスベッドの住宅改修について、もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください―
▶ 「フランスベッドの住宅改修」

【確認5】資金の準備をしておくこと

介護が必要になったときのために、資金の準備をしておきましょう。在宅介護の場合、介護サービスの利用や住宅改修、介護用品・福祉用具の購入やレンタルの必要があります。介護保険を利用することで、費用の負担を減らすことはできますが、毎月一定額の出費は避けられません。お金のことについても事前に家族と話し合っておき、必要となる資金を準備しておくことが大切です。

在宅介護でのお役立ち情報


フランスベッドでは、介護用品・福祉用具のレンタル、購入、そして介護保険を利用した住宅改修など在宅介護に必要なものの準備に対応しています。
介護用品・福祉用具のレンタル、購入をお考えの場合は、福祉用具専門の資格を持つプランナーが、ご要望に合わせて最適な製品をご提案することができます。介護用品・福祉用具のレンタルを日本ではじめて開始し、累計40万人以上の方が利用されています。全国に店舗・営業所がありますので最短翌日にお届けすることも可能です。介護保険対象の住宅改修についても19万件以上の実績があります。在宅介護の様々な相談をしてみてはいかがでしょうか。

―フランスベッドの介護用品・福祉用具のレンタルについて、もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください―
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―フランスベッドの介護用品・福祉用具の購入について、もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください―
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