介護おむつ(大人用おむつ)の種類と選び方を徹底解説!

介護おむつについて、おむつの種類やタイプ、それぞれの特徴やどのようなおむつを選べばいいのか、そして交換の方法までを解説します。

2021年1月26日

介護おむつとは?

介護おむつとは、介護を必要とする人が使用する大人用のおむつのことです。トイレに間に合わないことが多くなり失禁が増えた方、寝たきり状態の方など排泄トラブルを抱えていたり、トイレで排泄するのが難しくなった場合に使用します。介護おむつは、医師によっておむつが必要であると認められている場合など一定の条件を満たしていれば、 購入費用が医療費控除の対象になるケースがあります。

介護おむつには
アウターとインナーの2種類があります


介護おむつには、アウター(外側のおむつ)とアウターの中に装着して使用するインナー(内側のパッド)の2種類があります。
アウターのみの使用、アウターとインナーを組み合わせての使用など
体の状態や生活環境など使用する方の状況によって使い分けられています。

アウター(外側のおむつ)

■パンツタイプ

パンツタイプは、下着のように履いて装着するタイプです。普通の下着と見た目や形状がよく似ているので、おむつに抵抗がある方でも比較的、使用しやすいでしょう。目立ちにくい薄型やローウエストのもの、吸収力の高い厚手のもの、普通の下着に近いデザインで服装に響かないものなどがあります。


■テープ止めタイプ

テープ止めタイプとは、ウエスト部分をテープで止めるタイプのことです。
テープで固定することができるため体型にフィットしやすく、パンツタイプよりも横漏れや背中漏れしにくいのが特徴です。

インナー(内側のパッド)

インナー(内側のパッド)は尿取りパッドと呼ばれる、アウターの内側に装着して使用する吸水パッドのことです。
アウターのみでの使用ももちろんできますが、併用してインナーを使うことで、アウターの交換の手間を省き、インナーの交換だけで済むので介護の負担軽減になります。また経済的な負担の軽減やごみの削減にもつながります。
インナーには、パンツタイプのアウターに装着するもの、テープ止めタイプのアウターに装着するものがありますので使用する際は間違えないようにしましょう。

アウター(外側のおむつ)は
パンツタイプ・テープ止めタイプ
どちらを使用すればいいのか?

パンツタイプが向いている方

パンツタイプは、自力もしくは介助があればトイレに行ける方などの介護レベルが比較的軽度の方に向いています。

テープ止めタイプが向いている方

テープ止めタイプは、寝て過ごすことが多い方、寝たきりの方などトイレへの移動が困難な方に向いています。麻痺がある方や、日中は車椅子に座っていることが多い方などが使用されることもあります。

介護おむつの選び方(パンツタイプの場合)

パンツタイプのアウター(外側のおむつ)の選び方

【選び方1】ぴったりのウエストサイズを選ぶ

ウエストサイズが大きすぎると漏れの原因になります。ウエストにぴったりのサイズを選びましょう。ウエストに合わせることで足まわりにすき間ができてしまう場合は、太ももまで生地があるロング丈のものを選ぶとよいでしょう。

【選び方2】それぞれに応じた吸収量を選ぶ

排尿1回あたりを150mlとすると、約2〜3回分を吸収するタイプから4回分以上を吸収する長時間用まで吸収量別に分かれています。目安としては、自力で歩ける方は2回分、介助付きで歩ける方は4回分、歩行が難しい方は5回分の吸収量のものを選んでみるとよいでしょう。また就寝時には6回分以上吸収できるタイプがおすすめです。

パンツタイプ用のインナー(内側のパッド)の選び方

【選び方1】それぞれに応じた吸収量を選ぶ

尿取りパッドも尿の吸収量に合わせて選びましょう。アウターと同じように排尿2回分を吸収するものから4回分以上吸収するものまで販売されています。目安は、こまめに交換できる日中は2回分、失禁の可能性が高まる夜間は4回分以上がおすすめです。

【選び方2】パンツタイプ用を選ぶ

インナーには、アウターの種類ごとに、パンツタイプ用インナーとテープ止めタイプ用インナーがあります。間違えないように選びましょう。
※インナーは、アウターと併用するものですので、アウターのみで使用する場合は必ずしも必要ではありません。

介護おむつの選び方(テープ止めタイプの場合)

テープ止めタイプのアウター(外側のおむつ)の選び方

【選び方1】ヒップサイズで選ぶ

ヒップサイズを基準にして選びましょう。おしりのいちばん幅の広いところで測ったサイズが目安となり、テープを止めたときにウエスト部分、足の周りに指が1本入るくらいがちょうどよいサイズです。テープである程度調整することは可能ですが、背中漏れや横漏れを防ぐためには適切なサイズを選ぶことが大切です。

【選び方2】それぞれに応じた吸収量と機能を選ぶ

テープ止めタイプにも吸収量別にたくさんの種類があります。機能についても背中漏れ防止ポケットが付や、素早く吸収するものなど、漏れにくい工夫も多いので、まずは使いやすそうなものを試してみましょう。

テープ止めタイプ用の
インナー(内側のパッド)の選び方

【選び方1】それぞれに応じた吸収量で選ぶ

寝たきり状態の方が使用することが多いため、パンツタイプ用のインナーに比べて吸収量のラインナップが幅広くあります。目安は、まめに交換できる場合は2〜3回分、長時間交換できないときや排尿量が多い場合は4回分以上吸収するものを選ぶとよいでしょう。

【選び方2】テープ止めタイプ用を選ぶ

パンツタイプと同様に、テープ止めタイプ専用インナーを選びましょう。男性用と女性用に分かれているものもありますので間違えないようにしましょう。
※インナーは、アウターと併用するものですので、アウターのみで使用する場合は必ずしも必要ではありません。

介護おむつ(アウター)の正しい交換方法

パンツタイプ【本人が立っている場合】の交換

1.手すりなどを掴んで、つかまり立ちの体勢になってもらいます。
2.おむつをおろす、または、横のつなぎ目を下から破ります。
3.介護者が体を支えながら便座にゆっくりと座ってもらいます。
4.おむつを足から抜き、新しいおむつに足を通します。
5.もう一度つかまり立ちの 体勢になってもらい、陰部とおしりを拭き取ります。
6.きれいに拭き取れたら、おむつを上げます。

パンツタイプ【本人が座っている場合】の交換

1.介護者が本人(介護される方)の前に立ち、向かい合います。
2.介護者に体重をかけるような前かがみの体勢で、手を介護者の首にまわしてもらいます。
3.体を左右に傾けてお尻を浮かせ、おむつを下げていきます。
4.おむつを足から抜き、新しいおむつに足を通します。
5.便座に座った状態で片足を低い台に乗せ、片方のお尻を浮かせます。
6.その状態で、陰部とおしりを拭き取ります。
7.きれいに拭き取れたら、おむつを上げます。

テープ止めタイプ【本人が寝たきりの場合】の交換

1.仰向けの状態でテープを外し、テープの粘着面を折り返しておきます。
2.膝を立てた状態になってもらい、おむつを広げます。
3.陰部を洗浄し、きれいに拭き取ります。
4.使用済みおむつの端を真ん中に向けて丸めたら、横向きに寝返りしてもらいます。
5.横向きの状態でお尻を拭き取ります。
6.丸めた使用済みおむつの横に、新しいおむつを敷きます。

7.丸めた使用済みおむつを引き抜き、仰向けになってもらいます。
8.足をまっすぐ伸ばし、おむつをあててテープをとめます。

介護おむつ(インナー)交換のポイント

―ポイント1:介護おむつ(アウター)ギャザーの内側にセットする―

介護おむつ(アウター)の両側についているギャザーの内側に収まるようにセットしましょう。

―ポイント2:介護おむつ(インナー)の装着位置―

お尻の割れ目が隠れる位置を目安にしてセットしましょう。
尿や便の流れに合わせ、前後にずらして調整するのもよいです。介護おむつ(インナー)の端が折れる、位置がズレるなどすることがないように注意しながら交換します。

―ポイント3:足まわりに隙間をつくらない―

足まわりに隙間をつくらないように、介護おむつ(アウター)のギャザーが足の付け根にフィットするようにおむつを引き上げ、下のテープは上向きに、上のテープは下向きにとめてしっかり固定しましょう。

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この記事の制作者 

フランスベッド メディカル営業推進部

当部は福祉用具業界動向や情報収集をはじめ、当社が福祉用具貸与業者として、在宅で生活される皆様に対して、福祉用具や住宅改修を通してより安心かつ安全に、日常生活を送っていただけるよう、現場の営業所や開発・生産部門と連携して独創的な商品やサービスを企画提案しております。
当社は1983年に日本で初めて療養ベッドのレンタルサービスをスタートさせて以来、環境に配慮し、皆様へやさしさのある暮らしを追求してまいりました。
その一環として、このホームページ内でも「介護する方、介護される方に役立つ」情報をお届けしてまいりたいと思っております。

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