
担当するケアマネジャーは、認定される介護度によって違ってきます。
ケアマネジャーは、居宅介護支援事業所に所属しており、居宅介護支援事業所のリストから探すことができます。お住まいのある自治体の介護保険課もしくは地域包括支援センターで、居宅介護支援事業所のリストまたは、全国約70の自治体で発行されているハートページという介護サービス事業者情報誌から探すことができます。ハートページの居宅介護支援事業所一覧には、事業所の名称や所在地、電話番号、受付時間、ケアマネジャーの人数などが掲載されていますので事業所の基本的な情報を得ることができます。訪問介護やデイサービスなど併設サービスに関する情報も記載されているので事業所選びの参考にもなります。その他の方法として、かかりつけ医や同じ地域で実際に介護サービスを利用している人たちの口コミをもとに探す方法もあります。介護業界で働く友人や知人がいる方は、どんなケアマネジャーがいいのか相談してみるのもいいでしょう。さらに、厚生労働省の「介護事業所・生活関連情報検索」等のサイトも活用してみましょう。
■厚生労働省 「介護事業所・生活関連情報検索」
居宅介護支援事業所に所属するケアマネジャーは、要介護と認定された方を担当します。要支援と認定された方は、一般的に地域包括支援センターのケアマネジャーが担当しますが、地域包括支援センターから委託を受けて居宅介護支援事業所のケアマネジャーが要支援の方を担当するケースもあります。
居宅介護支援事業所には「併設型」と「独立型」の2タイプがあります。
「併設型」は訪問介護事業所やデイサービスと併設して運営されている事業所のことをいいます。「独立型」は、訪問介護事業所やデイサービスが独立している事業所のことをいいます。
併設型がほぼ9割を占める居宅介護支援事業所ですが、併設しているサービスを必ずチェックするようにしましょう。併設のサービス内容を調べれば、事業所の長所/短所や、どのようなケアマネジャーが多いのかなどをある程度把握することが可能です。