この記事の監修者
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フランスベッド
メディカル営業推進課
課長 佐藤啓太福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級、福祉用具プランナー、
社会福祉主事任用資格、知的障害者福祉司任用資格、児童指導員任用資格、
可搬型階段昇降機安全指導員、スリープアドバイザー
経管栄養とは何か?経鼻経管栄養や胃ろう、腸ろう、間歇的(かんけつてき)口腔食道経管栄養などの
主な種類とそれぞれについてメリット・デメリットを紹介します。
2022年9月30日
経管栄養とは、病気などで口から食事を摂ることが難しい方や、誤嚥の危険性が高い方が栄養を補給するために行われる方法のひとつです。チューブやカテーテルを通して、胃や腸に直接栄養剤を注入します。経管栄養には、経鼻経管栄養や胃ろう、腸ろう、間歇的(かんけつてき)口腔食道経管栄養などの種類があり、それぞれに特徴があります。今回は、経管栄養を行う目的や種類ごとのメリット、デメリットについてご紹介します。
経管栄養の目的は、何らかの理由で口から十分な栄養を摂取できないときに、必要となる栄養を補給することです。消化管機能が十分である場合は、経鼻経管栄養や胃ろうなどの方法がとられ、そうでない場合は経管栄養ではなく点滴による静脈栄養が行われます。
経管栄養は、消化液の分泌など消化管機能の促進効果が期待でき、免疫細胞がたくさん集まる腸が刺激されることで、免疫力を高めることにつながるとも言われています。経管栄養で栄養状態を改善することによって、高齢者に多い肺炎や床ずれの予防にもなります。
経管栄養は、前述したとおり消化管機能の促進効果が期待でき、腸管から消化吸収できるため、身体に及ぼす影響やリスクを少しでも減らすことにつながります。
消化管機能を使わなくなると、摂取エネルギーの減少や気力の低下、筋肉の痩せや衰え、神経伝導障害、免疫力低下など、身体にさまざまな影響を及ぼします。頭がぼんやりとするような症状が現れる、床ずれや感染症を引き起こしやすくなるなど、消化管機能を使わないことのデメリットは多く挙げられます。これらを回避するためには、たとえ口から栄養を摂取することが難しくても、消化管機能が十分あるならば、経管栄養によってその働きを促進することが大切なのです。
経管栄養が適応となるのは、嚥下困難や意識障害、熱傷など何らかの理由で口から十分に栄養を摂取することが難しいが、消化管機能は正常に働いている状態が基本です。消化管の機能が十分でない、全身に血液を巡らせる循環動態が不安定な場合などは、経管栄養は適応されません。がんの化学療法や放射線療法により経口摂取が難しい場合や、消化吸収機能が低下していて経口摂取だけでは栄養障害を引き起こす恐れのある場合にも適応されることがあります。寝たきりの状態で人工呼吸器を使用している場合は、栄養をたくさん与えすぎると肥満や糖尿病、高脂血症、脂肪肝などを引き起こすことも考えられます。新たな合併症の原因となる可能性もあるので注意が必要です。
経管栄養を行う前に、必ず上半身を起こして姿勢を安定させましょう。注入が終わってからも1時間程度は上体を起こしたままにしておき、栄養剤の逆流を防ぎましょう。胃ろうや腸ろうの場合は、器具の抜けや破損などがないか、皮膚トラブルがないかも併せて確認しましょう。栄養剤を注入するときは、苦しそうな表情をしていないか、咳込んでいないかなど、本人の様子を見て体調の変化がないかを観察します。投与速度が速すぎると、下痢や嘔吐、腹部膨満などを引き起こす恐れがあるのでゆっくりと投与しましょう。注入後、チューブ内に栄養剤が残ったままであると、それが腐敗して感染症などを引き起こす恐れがあるので、チューブを抜いた後はシリンジを使って白湯を吸い上げ、勢いよく洗い流します。
■経鼻経管栄養
経鼻経管栄養は、鼻からチューブを挿入して、胃や腸などに栄養剤を注入します。手術を行う必要がなく、口から食事ができるようになればすぐに止められるので、一時的に行われることが多いです。
■経瘻孔(けいろうこう)法(胃ろう・腸ろうなど)
経瘻孔(けいろうこう)法(胃ろう・腸ろうなど)は、手術で頸部や腹部に小さな穴を開け、そこからチューブを挿入して栄養剤を注入します。穴を開ける場所が胃なら「胃ろう」、腸であれば「腸ろう」となります。
■間歇的(かんけつてき)口腔食道経管栄養法
間歇的(かんけつてき)口腔食道経管栄養法は、栄養剤を注入するときだけチューブを飲み込んで先端を食道まで通し、食事が終わればチューブを抜く方法です。注入する度にチューブを飲み込むことで、それ自体が嚥下訓練になります。平常時はチューブを挿入しておく必要がないため、違和感もありません。
経鼻経管栄養は、鼻の穴からチューブを挿入して胃や腸まで通し、栄養剤を注入する方法です。特別な手術が不要で、必要な栄養素を比較的容易に摂取することが可能です。胃食道逆流や誤嚥性肺炎などの合併症を引き起こすリスクがあるため、短期間で口から栄養を摂れるまで回復すると見込まれる場合など、一時的な処置として行われます。
経鼻経管栄養を行う対象は、消化管の機能に問題はないけれど食べ物を上手く飲み込めない方や、口からの食事量が十分でない方です。例えば、口や喉の手術をした後や、脳や神経の疾患など、消化機能の働きに異常はないものの、口から食事を摂ることが難しいといった場合です。導入が比較的簡単ではありますが、トラブルが起こりやすいこともあるため、4週間以上の長期にわたって経管栄養が必要とされる場合は、胃ろうなど他の方法が検討され、経鼻経管栄養は使用されません。
経鼻経管栄養のメリットは、穴を開ける手術を受ける必要がなく、チューブの挿入が比較的簡単であることです。口からの食事が難しい方のほとんどに使用することができ、在宅で行うことも可能ですから自宅で生活を続けることもできます。安定して栄養を摂取することができますし、口からの栄養摂取ができるようになればすぐに止められるのも経鼻経管栄養のメリットです。経鼻経管栄養は、胃腸を使うことから身体の自然な栄養摂取に近く、消化管の働きを維持することにつながり、腸の免疫も保たれます。また、血糖値の急変動が起こりにくいので、体への負担が比較的少なく、口から十分に栄養を摂れない場合の栄養摂取方法として、とても優れているといえます。
経鼻経管栄養にはデメリットもあります。経鼻経管栄養では、鼻から胃までチューブを挿入したままの状態で生活することになるため、どうしても違和感があります。チューブが鼻腔や喉を通るので、口からの食事との併用や嚥下訓練を行うのが難しくなります。また、チューブが細いことから栄養剤が詰まりやすく、汚れがたまりやすいので1~4週間ごとに交換が必要となります。交換の度に苦痛や不快感があるのもデメリットのひとつです。経鼻経管栄養を行う際は、チューブを鼻や頬にテープで固定するので目立ちます。テープによるかぶれなどの皮膚トラブルを引き起こすことも考えられます。認知症の場合は、自分でチューブを引き抜いてしまう恐れがあるため注意が必要です。
注入前には必ず使用する器具や本人の体調に異変がないかをチェックしましょう。チューブがうねって抜けかかっていないか、呼吸が苦しそうではないかなど、いつもの様子と違うことがないか、しっかりと確認しましょう。注入が終わってからも、呼吸や意識状態、嘔吐などの異変がないかをチェックしてください。何か気になる症状がある場合は、医師に相談しましょう。
経管栄養を準備する前には、しっかりと手を洗い消毒しましょう。投与容器など使用した器具は、ぬるま湯ですすいだ後に食器用洗剤で洗い、消毒液に浸してからよくすすぎます。洗ったあとはしっかりと乾燥させ、清潔な場所で保管しましょう。口腔内を清潔に保つために、口腔ケアも忘れず行いましょう。
栄養剤は、食品タイプと医療品タイプの2種類に分けられ、どちらを使用するかは医師の判断によります。食品タイプはドラッグストアなどで購入できますが、医療品タイプは処方箋が必要です。経鼻経管栄養の場合、ミキサー食や半固形化栄養剤が使われることはありません。栄養剤は、基本的に食べ物の取り扱いと同じですので、直射日光が当たらない冷暗所で保管しましょう。
鼻腔内のお手入れをして、鼻の粘膜を保護しましょう。綿棒をぬるま湯で濡らして鼻腔内を拭き取ったら、綿棒で軟膏やワセリンを塗り、鼻腔チューブ周辺の皮膚を保護します。チューブを固定するテープは低刺激性のものを使用し、はがれた場合はその都度交換しましょう。
チューブが詰まっているのに無理やり栄養剤を注入すると、チューブが破損して破片が胃に残ってしまうかもしれません。詰まっていると感じたときは、新しいものに交換してもらいましょう。普段は注入後に抜いたチューブの内部を白湯で洗い流し、注入時以外はチューブ内に酢水を充填させておくなどして、詰まりを予防しておきましょう。
チューブが抜けかかっているときに栄養剤を注入すると、誤投与の原因になります。チューブが抜けてしまった場合は、すぐに医療機関に連絡しましょう。本人がチューブを抜いてしまうことや、指が引っかかって抜けてしまうのを予防するためにも、しっかりとテープで固定しておきましょう。注入中以外は、ヘアピンなどで髪に留めておくのもよいでしょう。
胃ろうとは、手術によって腹部から胃に穴を開け、そこからチューブを通して栄養を注入する方法のことをいいます。胃ろうのカテーテルは、体外と胃内にあるパーツで固定されています。体外のパーツは、ボタン型とチューブ型の2種類、胃内のパーツは、バンパー型とバルーン型の2種類があり、これらを組み合わせ、ボタン型バンパー、チューブ型バンパー、ボタン型バルーン、チューブ型バルーンの4通りに分けられます。本人の状態や家庭環境などに合わせて、4通りのうちのいずれかを使用することになります。
胃ろうを行う主な対象者は、消化管の働きは問題ないものの、口に入れたものを上手く飲み込めないなど嚥下機能に問題がある方です。誤嚥によって肺炎などの危険性が高まるため、そうしたリスクを抑えながら、必要な栄養を摂取することが可能です。経鼻経管栄養と違い長期的に使用することができるため、4週間以上の長期にわたり経管栄養が必要な場合に実施されます。体調が回復すると、口から食事をとる嚥下訓練も併せて行うことができます。
胃ろうのメリットは、経鼻経管栄養と比較すると違和感や不快感、本人への負担が少ないところです。運動やリハビリも行いやすく、特別な処置をせずに入浴することも可能です。また、チューブを接続する部分が衣服で隠れるため目立ちにくく、チューブを自分で抜いてしまう可能性も低くなります。胃に直接栄養剤を注入することから、誤嚥や肺炎などを引き起こすリスクが軽減され、必要な栄養を容易に摂取することができます。胃ろうを行っている間も、口から食事をとることは可能なので、体調が回復してきた場合は嚥下訓練を併せて行うことができるのもメリットです。
胃ろうのデメリットとして一番に挙げられるのが、胃に穴を開ける手術が必要であることでしょう。ただし手術といっても、内視鏡を使用して行う短時間の手術で、比較的負担は少ないといえます。誤ってカテーテルを抜いてしまうことがあると、一晩程度の短時間で穴が塞がってしまい、再手術が必要になるため注意しましょう。胃ろうの周辺は、皮膚トラブルを引き起こしやすいため、清潔に保つケアもしっかり行う必要があります。その他のデメリットとしては、カテーテルを定期的にメンテナンスする必要があり、お金と手間がかかるという点です。また、口から食事する機会が減ってしまうと唾液の分泌が減り、口腔内が不潔になりやすく、誤嚥などにつながる恐れもあります。胃食道逆流の危険性もあるため、気を付けましょう。
胃ろうによって食べ物を咀嚼する機会が減ると、唾液が減少して口腔内に汚れがたまりやすくなります。汚れがたまると細菌が絡んだ痰が原因となって誤嚥性肺炎を引き起こす恐れがあります。しっかり口腔ケアを行い、潤いのある清潔な口腔環境を保ちましょう。
胃ろう周辺は皮膚トラブルが起こりやすいため、常に清潔にしておきましょう。栄養剤の汚れなどがついているときは、ぬるま湯で濡らしたガーゼなどのやわらかい布を使用し、きれいに拭き取りましょう。入浴の際は、胃ろう周辺を石鹸で丁寧に洗い流し、タオルで十分に水気を拭いて自然乾燥させましょう。
胃ろうで使用する栄養剤は、たんぱく質が分解された形で含まれている消化態栄養剤とたんぱく質がそのままの状態で含まれている半消化態栄養剤の2種類に分けられます。水に溶かして使う粉末タイプや、そのまま使える液状タイプ、逆流を防ぐ効果があるとされるゼリータイプがあるため、本人の消化吸収能力や今のカテーテルでも使用可能かなどを考慮し、適切な栄養剤を選びましょう。
栄養剤を注入する前に、体内にあるチューブ先端が正しい位置にあるかどうか、チューブについている目盛りで確認しましょう。胃の働きなどで移動しているケースもあるため、もし前回と違うという場合は医師に連絡しましょう。
胃ろうから体液が漏れ出るなどすると、ただれるといった皮膚トラブルが起きる恐れがあります。ほんのり赤い程度であれば、濡らしたガーゼで丁寧に拭き取り、悪化を防ぎましょう。常に清潔に保つように心がけ、赤みやただれがひどい場合にはすぐに医師に連絡しましょう。
胃の中が栄養剤や空気で満たされていると、圧力によって栄養剤や消化液が漏れ出てしまうことがあります。こうしたトラブルを防ぐためにも、注入前に胃ろうの蓋を開けて胃の中の空気を抜きましょう。シリンジを使って胃の中にある残留物を吸引し、前回注入した栄養剤がどのくらい残っているかをチェックしましょう。
栄養剤の注入速度が速すぎると、下痢や吐き気、嘔吐を引き起こす恐れがあります。注入速度に注意し、注入中に吐き気や嘔吐が見られる場合は一旦ストップして様子を見ましょう。全身の状態をしっかり観察し、改善しない場合は医師に相談しましょう。
―胃ろうについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください―
▶ 「胃ろうの方の介護方法は?胃ろうのメリット・デメリットも解説」
腸ろうとは、手術によって腹部に穴を開け、そこから小腸までチューブを通して栄養を注入する方法のことをいいます。4週間以上の長期間、経管栄養が必要な場合、通常は胃ろうを実施するケースが多いのですが、何らかの理由があり胃ろうができない場合に腸ろうが選ばれます。胃ろうと同じく、チューブが抜けないように固定する部分は、体外と体内にあるパーツの組み合わせによって、ボタン型バンパー、チューブ型バンパー、ボタン型バルーン、チューブ型バルーンの4通りに分けられます。
腸ろうは、胃ろうと同じく嚥下障害などにより口から栄養を摂取することが難しい場合に行われます。主な対象者は、胃の病気を患っていたり、胃を切除したりして胃ろうができない方です。胃ろうを行ったものの、栄養剤が漏れてしまう、誤嚥や嘔吐が続くといった場合に、腸ろうへ切り替えることもあります。胃ろうと共通する特徴が多い腸ろうですが、胃ろうの方が自然な栄養摂取により近いことから、胃ろうと比較すると腸ろうの増設数は少ないでしょう。
腸ろうは、小腸に直接栄養剤を注入するので、胃ろうよりも栄養剤が逆流しにくいです。腸ろうのメリットは、胃ろうと共通するものが多く、衣服を着ている状態であれば目立ちにくいこと、自分で引き抜いてしまう、指にひっかかって抜けてしまうなどのリスクが減らせることなどが挙げられます。経鼻経管栄養のようにチューブが喉を通ることはないので、苦痛や不快感も比較的少なくなります。誤嚥や肺炎の予防にもつながり、安定的に栄養剤を摂取することが可能です。胃ろうと同様、口から食事を摂ることもできるため、嚥下訓練も並行して行うことができます。
腸ろうは、腹部に穴を開けるための手術が必要なだけでなく、カテーテルの交換の度に通院しなければなりません。万が一カテーテルが抜けてしまった場合には、自宅で挿入することができないため、医療機関を受診する必要があります。胃ろうと同様で、腸ろう周りの皮膚トラブルが起こりやすいため、注意が必要になります。また、腸ろうのチューブは、胃ろうよりも細くて長いため栄養剤が詰まりやすく、投与に時間がかかってしまうのもデメリットです。このように腸ろうは、胃ろうに比べてケアに時間や手間がかかるため、胃ろう患者を受け入れている施設でも、腸ろう患者は受け入れていない場合があります。
カテーテルが抜けてしまうと、手術で開けた穴が一晩程度で塞がってしまいます。穴が塞がれば、再度手術が必要になります。もしも誤って抜けてしまった場合は、すぐに医療機関に連絡しましょう。認知症の場合、触ってしまう、自分で抜いてしまうといった恐れもあるため、服や腹帯などで隠して予防しておくとよいでしょう。
腸ろうのチューブは細いこともあって詰まりやすくなっています。詰まってしまったときは、フラッシング(白湯を使ってチューブ内部を洗浄すること)し、それでも変わらない場合は医療機関に連絡して新しいものに交換してもらいましょう。
間歇的(かんけつてき)口腔食道経管栄養法とは、栄養剤を注入するときだけ口からチューブを挿入し、終わったらチューブを抜く方法のことです。経鼻経管栄養のように一日中チューブが挿入された状態にはならないので違和感がなく、注入する度にチューブを飲み込むことで嚥下訓練にもつながります。長期的に経管栄養が必要な場合は胃ろうを行うのが一般的でしたが、最近は嚥下訓練としての効果が期待できるこの方法も注目されるようになってきました。
間歇的(かんけつてき)口腔食道経管栄養法のメリットは、栄養剤を注入する度に行うチューブ挿入が嚥下訓練になることでしょう。平常時はチューブを挿入していないので、嚥下訓練が行いやすいのもメリットのひとつです。開始するにあたり手術を受ける必要がありません。慣れてくると10秒程度でチューブを挿入することができるようになるので、苦痛や違和感なく行うことができます。ゆっくりと注入を始めて問題がなければ、注入速度を50ml/分程度に速めることができ、他の経管栄養方法に比べて短時間で投与を済ませられます。投与時間が短いことにより、本人は早くチューブから解放されます。介護者にとっても負担軽減にもなるでしょう。
チューブ挿入時に噛んでしまったり、舌で押し出してしまったりする場合や、強い嘔吐反射が出てしまう場合は実施が難しいです。また、発声ができない方には適用できません。食道や胃の手術歴などがある方は、安全に行えるか慎重に検討する必要があるなど、誰にでも簡単にできるわけではないというのがデメリットとなります。チューブを誤挿入してしまう危険性もあるため、注意が必要です。
消化機能は十分働いているものの、口からの栄養摂取が難しい場合に行われる経管栄養。一時的に行うのであれば経鼻経管栄養、長期になる場合は胃ろうや腸ろうを行うのが一般的です。昨今注目されつつある間歇的(かんけつてき)口腔食道経管栄養法も、今後さらに普及していくかもしれません。それぞれ特徴などが異なりますので、今回ご紹介した内容を参考にして、安全に配慮しながらケアを行いましょう。
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