よくあるご質問

高齢者の病気・病状について

Q.

認知症の徘徊対策とは?

家族が認知症になると心配なのが徘徊の問題です。目を離した隙に高齢者が1人で外出してしまうと、家に戻れなくなったり、交通事故にあったりしてはいないか心配になります。しかし、認知症の高齢者を見張って熟睡することもできず、24時間気の休まらない状態となることは介助者にとって大きな負担となります。認知症の徘徊対策はどのようにしたらよいのでしょうか。

【環境づくりを重視】

認知症の徘徊対策は一人で外出させないことに主眼をおきがちですが、高齢者にとって今住んでいる場所が心地よいと感じる環境にすることで、高齢者も介助者にとっても互いに精神的な負担が軽減されます。高齢者が一人で外出しようとしたときには、出かけたいという気持ちに寄り添って、安心できるような言葉を掛けることが大切です。また、デイサービスを利用して高齢者が日中に身体を動かす時間を作ることで、深夜に起きて外出するのを防ぎやすくなります。高齢者がいつの間にか出かけていたということを防ぐためには、玄関ドアから出かけにくくする物理的な対策も有効です。

【高齢者の外出しようとする気持ちに寄り添う】

徘徊について高齢者を怒ってしまうことは、逆効果となりやすいです。怒ることで高齢者にとって家が落ち着いて過ごせる場所ではなくなり、逃げ出したい気持ちが起こるのです。認知症の徘徊は、探しものや用事を思い出すといった外出の目的があるケースも多くみられます。子供の心配をして出かけようとするケースや、もう会社勤めをしていないのに、出勤しようとしていることもあります。1人で外出しようとしているときは、なぜ出かけるのか理由を聞いて、出かけなくても大丈夫だと安心できるような言葉を掛けましょう。

【デイサービスを利用する】

デイサービスを利用することには、2つの効果があります。1つ目は昼間行動をすることで、高齢者が夜にゆっくりと眠りやすい状態となり、夜の徘徊を防げることです。日中もベッドで過ごしている場合には、夜は眠りにくくなってしまいます。2つ目は、介助者は普段高齢者の徘徊の心配からなかなか気が休まりませんが、デイサービスの利用中に仮眠をとったり、1人で買い物に出かけたりして自分の時間を過ごすことができることです。

【高齢者が玄関から出かけにくくする】

玄関から簡単に外に出られる状況では、介護をする人の気が休まりません。高齢者の手の届かない玄関のドアの高い位置に補助キーをつける、ドアが開いたら鳴るように呼び鈴をつけておくことは、比較的お金を掛けずにできる対策です。

【認知症外出通報システム】

フランスベッドでは、認知症の方の徘徊を感知し、家族や介護者に音と光と画面表示でお知らせする「認知症外出通報システム おでかけキャッチ WS-01」を販売しています。

「認知症外出通報システム おでかけキャッチ WS-01」は、認知症の方の徘徊を感知し、家族や介護者に音と光と画面表示でお知らせします。
従来の徘徊感知機器では、利用者の衣類などにタグを装着したり、ペンダント型の発信器を身に付けてもらうなどのタイプがありましたが、気になって外してしまうなど、利用者の負担となることも少なくありませんでした。

本商品では、家族や介護者が専用の認証キーを持つことで、音でのお知らせ機能を働かせない仕組みとしました。
利用者は何も身に付けなくてよいため、ストレスを感じることなく、普段通りにお過ごしいただけます。

認知症外出通報システム

2018.09.30