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よくあるご質問介護保険で利用できるサービスについて
介護保険外サービスとは?
介護保険外サービスとは、利用者が料金の全額を負担する介護サービスのことです。本来、同じ介護サービスがすべての人にとってベストという状況は考えられません。受ける人によって、サービス内容をオーダーメイドするのが、理想の介護といえます。そうした自由度の高い介護を実現してくれるのが、介護保険外サービスなのです。
【介護保険外サービスの概要】
介護保険外サービスとは、介護保険が適応されず、利用者が料金の全額を負担する介護サービスを指します。介護保険適用のサービスは、要介護者の最低限の生活を支援することを目的にしています。これに対し、生活をより豊かにするためのプラスアルファの支援を行うのが介護保険外サービスです。
【介護保険外サービスの内容】
具体的なサービス内容は様々です。たとえば、要介護者の健康状態に配慮した食事を自宅まで届けてくれる「食事宅配サービス」、介護を受けている方向けにヘアカット、ヘアメイクなどのサービスを提供する「訪問理美容」などがあります。ほかにも、客間の掃除や家族の衣類の洗濯といった要介護者本人の利便に直結しない援助、花木の世話や大型家具の移動といった日常の家事の範囲を超えた援助も、介護保険外サービスに該当します。
【介護保険外サービスのメリット】
介護保険外のサービスは自由度が高く、要介護者や、その家族からの多様なニーズに対応できる点がメリットです。また、介護保険外のサービスは要介護認定がなくても利用できるので、より間口の広いサービスといえます。
【介護保険外サービスと保険内サービスによる混合介護】
今後は、介護保険サービスと介護保険外サービスを一本化して提供する「混合介護」が普及していくと考えられています。両者のメリットを合わせた、バランスの取れた介護が受けられるようになるでしょう。また、介護サービス事業者間の競争が活発化することで、介護サービスの質の向上も期待されています。
提供しているサービス内容は、事業者によって異なりますので、興味があれば近隣の事業者に問い合わせてみてください。
2018.09.30