車いすのブレーキの
うっかり“かけ忘れ”を防ぎます。
高齢者の転倒は要介護状態や寝たきりの主な要因となっています。
特に車いすのブレーキのかけ忘れは病院や施設で多発する事故のひとつで『ヒヤリ・ハット』が多い用具と言えます。
車いすのブレーキのかけ忘れはあるかと尋ねたところ、
「ある」との回答は介護福祉施設では96%に達しており、医療施設で68%、在宅では46%になっています。
今回開発した「SAFETY(セーフティ) オレンジ」は、車いすから立ち上がる際に自動でブレーキがかかり、
次に座る時にはブレーキがかかった状態で座ることができるので転倒を予防するとともに介助者の負担を軽減できます。
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立ち上がると
自動でブレーキ
がかかります。車いすから
立ち上がると自動的にレバーがたおれて
ブレーキが掛かります -
座っても
自動でブレーキが
解除されない安全設計。 -
ご利用者が
乗っていない状態でも
車いすを移動できます。
『車いすのブレーキのかけ忘れは
ありますか?』『車いすのブレーキのかけ忘れは
ありますか?』
本調査は、平成22年度 独立行政法人福祉医療機構「先進的・独創的活動支援事業」
『車いす自動ブレーキ装置の改良と実用化』として実施しました。